「あいさつ、返事、くつ揃え」
本校では「あいさつ、返事、くつ揃え」を中心に基本的な生活習慣の定着を図っています。今日の業間後の靴箱の様子です。子供たちにくつ揃えが意識化されています。
哲学者で教育者でもあった森 信三先生は 「しつけの三原則」として、次の3つを挙げています。
1 朝、必ず親に挨拶をする子にすること
2 親に呼ばれたら必ず、「ハイ」 とハッキリ返事のできる子にすること
3 ハキモノを脱いだら、必ずそろえ、席を立ったら必ずイスを入れる子にすること
3つとも、日常生活のことです。やろうと思えば誰でもできる、もしくはすでにできているかもしれません。
また、しつけは漢字で「躾」と書きます。これは日本人が作った漢字です。中国ではこれに類する漢字がありません。身を美しくすると書いてしつけを表します。日本人の発想にはつくづく感心させられます。日本人にとってしつけというものは、身を美しくする、ひいては心を正すという意味につながるのではないかと思います。