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5年道徳「マリアン・アンダーソン」からの学び
5年道徳にて人権教育の研究授業に「挑戦」しました。「隠れている文字を読んでみよう」と始まった問題に、子どもたちは真剣に悩んでいました。答えを知って「そういうこと?」とのつぶやきに、先生から「そういうことって、どういうこと?」と聞かれると「黒を見ちゃう」「勝手にそう思った」と素直な感想を口にしていました。先生から「今日は『思い込み』や『偏った見方』について考えていこう。」と提案があり、黒人歌手のマリアン・アンダーソンのエピソードが紹介されました。
子どもたちは「白人と黒人でどうして差別が生まれるんだろう?」「差別する意味が分からない」と差別が不当であることを捉え始めました。そして「人にはそれぞれ良いところがあるから、そこを見ればいい」「たくさんの人と良く話をして、仲良くしていきたい」と、これからの自分の在り方について考えを巡らせていました。
人間の深層心理として、自分とは異なっていることに対し恐怖心や嫌悪感が生まれることがあります。だから差別やいじめは何年経ってもなくなりません。しかし、そのことをしっかりと認識し、今日の子どもたちのように「違っていて良い」「相手の良いところを見つける」「話して理解し合う」ということの大切さを大事にして、差別や偏見のない社会に近づけていけたらと思います。
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